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ツマグロヒョウモンの餌がない!何を食べるの?

ツマグロヒョウモンの幼虫の餌は元々あったパンジーをあげていたのですが、どんどん食べるのでそのうち葉っぱが足りなくなってきました。

やばい!餌がないけどツマグロヒョウモンって他に何を食べるんだろう?代用は?そこで、パンジー以外には何を食べるのか調べてみることに。

ツマグロヒョウモンはスミレ科の葉しか食べない

ツマグロヒョウモンはスミレ科の葉しか食べないことが判明。

もう春を過ぎてホームセンターなどではパンジーやビオラの苗は売っていなかったため、取り急ぎネット通販でスミレの苗を買って届けてもらいました。

購入する時に「蝶々の幼虫のエサ用に使います。花はいりませんので、なるべく葉っぱが付いているところを届けてくださると助かります。」と備考欄にひと言書いていたおかげで、葉っぱが付いている苗が届きました。

スミレ

植木鉢に植え替えたスミレの苗。パンジーやビオラは花が終わると枯れてしまうのですが、このスミレは冬の間は枯れて春になるとまた葉っぱが元気に出てきます。毎年葉っぱが生えるところはおトクです。上の写真は2年目のもの。

↓実際に注文してみたスミレ。ホームセンターには売っていない珍しい品種でした。

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届いたばかりの時は葉の量が全然足りなかったので、周りに聞いたりいろいろ調べていたところ。

なんと、道ばたにも野生のスミレが生えているとのことでした。

さっそく散歩をかねてスミレ探しに行くと、見つかりました!近所にあるなら買わなくてもよかったですね。そんなわけで鉢植えは翌年以降の餌に使っています。

野生のスミレ

公園とかボーボーに生えている草むらよりかは、道ばたの栄養が少なそうなちょっとしたスキマの場所によく生えています。葉っぱの形が三角形で独特なので、どれがスミレかすぐ分かると思います。

野生のスミレ

3-4月くらいは紫色のきれいな花が咲いています。雨上がりだったのでちょっとしぼんでますけど。暖かくなってくると葉っぱだけになります。

スミレ

白い花のスミレ。

タチツボスミレ

こちらはタチツボスミレ。葉っぱが小さくてかわいいですが餌としては取るのが大変なので、なるべく葉っぱが大きい種類のスミレを選んでいます。

植え込みのスミレ

街路樹の植え込みに生えていたスミレ。これは観賞用で植えているようなので採ってはいけないです。

葉っぱの柔らかいスミレ

これもスミレですが、葉っぱが柔らかめのもの。小さな幼虫は特に固い分厚い葉っぱよりこちらを好んで食べていました。

スミレと名のつくものならどれも食べてくれましたが、丸葉のスミレは味が違うのか、たまたまだったのか幼虫はあまり食べませんでした。裏面にうぶ毛が付いているからですかね。

丸葉のスミレ

丸葉のスミレ。これは知人からのご厚意でいただいたもの。

野生の葉っぱを同じ場所で取りすぎると、他の幼虫の餌がなくなって飢え死にするだろうし、すでに葉っぱに幼虫が付いていたりすることがあったので、気をつけて一枚ずつ見ながらあちこちの場所から少しずつ採りました。

バケツに水を入れてスミレの歯を漬け込む

採ってきた葉っぱは1時間くらいバケツに入れた水につけて汚れを落とします。

フリーザーパックに入れる

キッチンペーパーを水で湿らせて、ジップロックでくるんで冷蔵庫に保存しておくと、だいたい2週間くらいは持ちます。乾きすぎたり腐ったりしないよう、週に1回はキッチンペーパーを取り替えてます。

これで餌問題はひと安心です。
毎日様子を見ながら、湿らせた葉っぱを足りなくならないようあげます。フンを良くするので、お掃除もします。

うんこ

お食事中のかた、すみません!この記事を見ながらゴハン食べてる人いないと思いますけど。掃除をしてフンを取り出したところ。終齢幼虫になるとすごい食べてフンもします。

モリモリ食べている

元気にモリモリと食べている終齢幼虫たち。食べてフンして寝てるだけなんですけど、見慣れてきたらだんだん可愛く見えてくるので不思議なものです。

密集している

立てかけている割り箸は何本もあるのにわざわざ集まっています。仲間が近くにいると安心するのか、人間には聞こえないけれど井戸端会議でもしているのやら。

食べている様子を動画にアップしてみました。

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