ツマグロヒョウモンの蛹が落ちた時はボンドで対処
さなぎになる時に、天井にくっ付き損ねて床へ落下してしまったツマグロヒョウモン。ピクピク動いているし、どうしよう!?とビックリしました。
このままでは羽化するときにちゃんと生まれないかも知れないので、補修することにしました。
用意するもの
- 毛糸(ヒモでも何でもいいですが、ボンドが付きやすそうなもの)
- 木工用ボンド(速乾タイプ。なければ普通のでも。)
- 割り箸
- セロテープ
これだけです。
まずは毛糸に木工用ボンドを塗ります。100均のでじゅうぶんです。瞬間接着剤は成分が異なり固まりすぎて死んでしまうかもしれないので、木工用ボンドを使います。サナギのお尻をつけるだけなので、点くらいの少しの量で大丈夫です。
焦ってこの辺りの写真を撮り忘れていたため図解で掲載します。
塗ったボンドに、サナギのおしりの先っぽ、元々上に付いていた部分だけをくっつけます。
途中でサナギがピクピク動くかもしれないので、くれぐれも身体とかにボンドを付けないように注意です。生まれるときに支障があるといけないので。
サナギをそのまま机の上にでも置いて作業したほうがやりやすかったです。
あとはそのままボンドが固まるまでそっと置いておきます。このサナギは幼虫の皮が最後まで脱げなかったようで、少し残ってしまったため付きが悪かったみたいです。
固まったところ。毛糸を持ち上げてもサナギがちゃんとくっついてたら完成です。
割り箸に毛糸を巻き付けて結び、念のためセロテープで貼って固定しました。元々サナギが取っていた形のようにそっくりに吊るすのがポイントです。
落下したサナギは過去に2回ありましたが、両方ともこのやり方で後日無事に羽化しました。無事に生まれてくれるとホッとします。
関連記事
- 黒とオレンジの芋虫がやってきた
- 餌がない!何を食べるの?
- 幼虫が逆さまに?
- 美しい金色のサナギ
- いよいよ羽化
- 旅立ちのとき
- オスメスの見分け方
- さなぎが落下した時の対処
- 羽化失敗したらどうする?
年ごとの記録
幼虫の飼育に便利なもの
飼育ケース(各種サイズあります)
【楽天】飼育容器 特大M 黒(330×270×240mm) プラケース 虫かご 昆虫 メダカ ザリガニ 両生類など【HLS_DU】 関東当日便 |
スミレ苗・餌が見つからない時に
(※まずは道ばたを探してください)
成虫のエサ
成虫を育てる時のハチミツ