2022年の育てている様子
今年も5月頃からパンジーの葉っぱにツマグロヒョウモンが卵を産みつけにきたので育てています。
1cmくらいの幼虫。小さくて見失いそうなので、もうちょっと大きくなってから飼育ケースに入れます。
春頃まではパンジーの花が咲くので、これも食べています。新芽の柔らかいところも好きみたいです。
サナギになったところ。
羽化して木の枝に放したところ。どんどん巣立っていきます。
付箋メモ。暑い時期はだいたい8-9日くらいで羽化しています。たくさん育てていたら途中で日付がわからなくなった子もいてます。
飛べない子を育てているところ
残念ながら、今年もうまく羽根が伸びずに脚も3本しか動かない子が生まれてしまいました。サナギになるまでは順調だったのですが、サナギの形が日が経つごとにだんだん崩れてきて怪しいなと思っていたら、案の定不完全な子でした。飛べないですけど毎日朝晩はちみつを飲んでオシッコもして、食欲旺盛でとっても元気です。
殺風景なのでツユクサの葉っぱをビンに生けて飼育ケースに入れていますが、足が不自由なのでだいたい地べたか、割り箸の上にのっています。
1ヶ月を過ぎるとだんだん元気がなくなってきて、はちみつを飲む日と飲まない日が出てきて、ケースの地べたに人間みたいに無防備で横になって寝ている日もありました。
羽化から42日後についに天寿を全うしました。苦しんだ様子もなく、座った状態で眠るように亡くなっていたので良かったです。この数日後、庭に埋めてお墓を作って土に還しました。本当にお疲れさまでした。
2022年10月の様子
秋になりましたが、まだまだ新しい幼虫がやってきます。今年は暑いですが、バテもせずよく葉っぱを食べています。
小さい子は見失いそうで葉っぱを取り替えるときにいつもヒヤヒヤします。砂粒みたいにちいさいフンをして生きている、ということが伝わります。
立てかけている割り箸は何本もあるのに、わざわざそろって密集しています。いまはケース内に22匹。もうじき寒くなるので幼虫を育てる季節も終わりが近くなってきました。
ホームセンターにパンジーが売られ始めたので、春にそなえて農薬も気になるので早めに植えています。美味しいのか、さっそくナメクジが夜な夜なお花を食べにきて穴あきになっています。
2022年11月の様子
今月はまだ暖かい日が続くのでよく生まれます。写真は夕暮れ前に生まれた子。ハチミツを含ませた割り箸を木に吊るしてつかまらせています。夜はこのまま寝て、次の日朝日に当たって暖かくなってくると羽を震わせながら無事に旅立っていきました。今年は冬が来る前に全部サナギが生まれたのでお世話も終わりです。
この成虫たちは寒くなると動けず繁殖できずに寿命が尽きてしまうでしょうから、1日も長く元気に生きてくれることを願うばかりです。次世代の子達とまた来年元気に出逢えることを楽しみにしています。
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